*現代日本人の年齢の数え方は通常【満年齢】です。
しかし日本史の歴史上の人物の年齢を数える場合は、基本的に【数え年】を使用します。
数え年とは、その人物の誕生日にかかわらずその年の1月1日に自動的に1歳分年を取る数え方になります。
(例:2040年2月生まれ/2040年7月生まれ/2040年12月生まれ/
=数え年では、すべて2040年1月1日生まれ扱い)
こうすることで歴史人物の誕生日や誕生月に左右されずに、その人物が生まれた年によって年齢を簡単にカウントすることができるようになります。
現代では生まれた時点では0歳ですが、数え年では生まれた時点で全員が1歳となり、翌1月1日に全員が2歳となります。
そのため数え年では満年齢よりも1歳~2歳分年が増えます。
(例:2040年12月25日に生まれた赤ちゃんの場合。
満年齢では生まれた日は0歳。数え年では生まれた日から1歳。
そして満年齢では翌年〈365日後〉の誕生日の2041年12月25日に赤ちゃんは1歳となりますが、数え年では新年〈生後1週間〉を迎えた2041年1月1日には2歳となります。
つまり、新年を迎えていて、かつ、その年のその人物の誕生日が来るまでは数え年が満年齢より2歳年上となり、その人物が誕生日を迎えると満年齢よりも数え年が1歳年上となります。そしてまた新年を迎えると数え年と満年齢の歳の差が2歳に開き、誕生日を迎えると数え年と満年齢の歳の差が1歳に縮まります。そしてまた新年を迎えると歳の差が2歳になるということを繰り返します)
日本史の人物の年齢を扱う際は、満年齢は気にせずに、数え年だけに注意しましょう。
数え年では生まれた瞬間に1歳となり、翌1月1日に2歳になります。
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