キュロス2世とは?(Cyrus II, 在位:紀元前559年〜紀元前530年)
【キュロス2世の異名】
・大王(the Great)
・アケメネス朝の創始者
・世界初の「人権宣言」出した男
・ユダヤ人に「神に選ばれし異邦人」と呼ばれた征服王
【キュロス2世の経歴】
・紀元前6世紀、ペルシア南西部にあったアンシャン王国の王子として生まれる
・祖父アステュアゲスのメディア王国を倒し、アケメネス朝ペルシア帝国を創設
・続いてリュディア王国(クロイソス王)を破り、小アジアを征服
・新バビロニアを無血占領し、ユダヤ人を「バビロン捕囚」から解放
・東方では中央アジアのスキタイ系部族と戦い、戦死(異説あり)
【主な功績】
・寛容政策の徹底(宗教・文化・言語の自由を尊重)
・「キュロス・シリンダー」による人道的統治方針の明文化(国連も評価)
・ユダヤ人を解放、神殿再建を許可(旧約聖書にも名が出る)
・アケメネス朝ペルシアの基礎を築く
・世界初の「多民族国家帝国」を平和的に統治した先駆者
【死因(諸説あり)】
・スキタイ系マッサゲタイ族との戦いで戦死(ヘロドトス説)
・死後、パサルガダエに荘厳な墓が建てられ、アレクサンドロス大王も訪問
以下、なんJのコメント
1:風吹けば名無し:
バビロンを無血開城、ユダヤ人を解放、アッシリアの支配体制を刷新した模様
2:風吹けば名無し:
この人ほんま古代オーパーツみたいな王やろ
どんだけ人道的なんや……
3:風吹けば名無し:
・メディア王国征服
・リュディア王国征服
・新バビロニア征服
・ユダヤ人をバビロン捕囚から解放
・人種・宗教問わず寛容に統治
一人で全部やったのヤバすぎやろ
4:風吹けば名無し:
3
宗教の自由を保障した「キュロスの勅令」な
現代の人権思想の源流って言われることもあるで
5:風吹けば名無し:
ユダヤ人にめちゃくちゃ好かれてるの草
旧約聖書で「神に選ばれた王」とか言われとる
6:風吹けば名無し:
しかも戦争もめっちゃ強いっていうね
リュディアのクロイソス王すら負けてもうた
7:風吹けば名無し:
バビロンの占領、あんだけでかい都市を無血でやってのけたのすごすぎ
祭司階級の支持を取り付けたのが神ムーブ
8:風吹けば名無し:
なんか「征服王」なのに悪いイメージ全然ないよな
ガチで民衆に慕われてたんやろ
9:風吹けば名無し:
8
敵国民にも「救世主」とか言われてたからな
もう意味わからん
10:風吹けば名無し:
キュロス・シリンダーが国連に複製展示されてて草
現代でも評価されてるのほんま偉人
11:風吹けば名無し:
キュロスさん、部下が「王様死んだら帝国終わるんちゃうか」って心配してた模様
なお本当に終わりかけた
12:風吹けば名無し:
ダレイオス1世が後継者やけど
彼もまた有能やからセーフ
13:風吹けば名無し:
なんか最近の研究やと、キュロスって「自分の国」ってより「連合国家」的な体制作ってたって説もあるらしいな
一種の連邦王国やな
14:風吹けば名無し:
どんだけ偉業あっても、最後はスキタイ人に殺されるんよなあ……
15:風吹けば名無し:
14
その死に方も色々説あるやろ
トミュリス女王に討たれたとか、戦死したけど遺体戻ってきたとか
16:風吹けば名無し:
パスアルガダエにある墓めっちゃ荘厳で草
アレクサンドロス大王も訪れて花手向けたんやっけ
17:風吹けば名無し:
キュロス「戦わなくて済むなら戦わない方がいい」
→現代でも通じる名言やな
18:風吹けば名無し:
ヘロドトス「ワイが全部書いたで」
→なお脚色ありまくりの模様
19:風吹けば名無し:
この人、ガチで「王の中の王」って感じがするわ
20:風吹けば名無し:
なんJ的には珍しく全会一致で有能扱いやな
逆張り湧かんのが珍しい
21:風吹けば名無し:
バビロン捕囚のユダヤ人「キュロスは神の器や」
→旧約聖書に名前出てくる唯一の異邦人君主なの草
22:風吹けば名無し:
征服したのに信仰も文化も変えさせないスタイル
現地の神殿を修復するってどんだけ太っ腹やねん
23:風吹けば名無し:
キュロス大王(紀元前600年頃〜紀元前530年)
世界初の多民族帝国を寛容政策でまとめ上げた偉人やで
異論ある?

※なんJのコメントはときどき時代小説や時代劇や思い込みを史実と混同している場合があるから気をつけてね! 最後にクイズも用意しているよ!