アショーカ王の息子の逸話動画
インドのアショーカ王の息子のエピソード(逸話)
クナーラ王子は父、アショーカ王と
母、パドマバティー夫人の間に生まれた。
王子は眼が美しく、ヒマラヤの綺麗なクナーラという鳥に似ていた。
だからクナーラと名付けられた。
ところで、父のアショーカ王には何人もの妻がいた。
父の第一夫人のティシャラクシターは、クナーラ王子に恋をした。
しかしクナーラ王子は彼女の気持ちを拒んだ。
あるとき、アショーカ王が重病にかかると、
代わりに七日間、ティシャラクシターが政治をした。
その間に、彼女はクナーラ王子の両目をくり抜く命令をした。
こうして、クナーラ王子は美しい目を失った。
インドの気の毒なイケメン王子の逸話からわかる教訓
誰しもが、身の回りに悪意を持った人がいる可能性に気をつけなければならない。
自分が何も悪いことをしていなくても、自分に災いが降りかかる可能性がある。
それに加えて、悪事を働くかもしれない人物に権力を与えてはいけない。
アショーカ王のような立場にいる人は、権力を与える相手を誤ってはいけない。
選挙で政治家を選ぶ際は、候補者の人柄を気に掛けたほうが良い。
ティシャラクシターのような人物が政治家になれば、私利私欲のために権力を行使する。
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