最後にクイズを用意しています。
楽しんでいただけると幸いです。
平安時代の陰陽師である安倍晴明の逸話やエピソードを紹介します。
安倍晴明の逸話の動画
安倍晴明の逸話1
安倍晴明は鬼の姿を見ることができる特殊な目を持っていました。
安倍晴明の逸話2
ある貴族がカラスに糞をかけられるのを見た安倍晴明は、実はカラスは式神で、糞は呪いであることを見抜きました。
安倍晴明の逸話3
安倍晴明によると、鬼の右腕を切り落とした場合は、鬼の手を封印して7日間謹慎して祈祷するのがよいとのことです。
安倍晴明の逸話4
安倍晴明が死んだあと、不動明王が閻魔大王に安倍晴明の寿命を延ばすように頼みました。
これによって安倍晴明は生き返りました。
安倍晴明の逸話5
安倍晴明は通勤途中に襲われて死にましたが、中国から空を飛んでやってきた師匠のおかげで生き返りました。
安倍晴明の逸話6
安倍晴明は花山天皇の頭痛を治しました。
その治し方は、天皇の前世の髑髏が谷底にあることを見抜き、
雨の日に頭痛がするのは、雨水で岩が膨らみ、どくろを圧迫するからだと教えて、
髑髏を掘り返すというものでした。
安倍晴明のエピソードのまとめ
安倍晴明に関してはリアリティにかける逸話が多数残されています。
彼は少なくとも2回蘇生しています。当然ですが通常死人は蘇りません。
そもそも【陰陽師】自体が非科学的な存在です。
ただし、【陰陽師】というものの概念を理解するためには安倍晴明の逸話は役立つかもしれません。
残された安倍晴明の逸話自体はフィクションかもしれませんが、これらの逸話を文章で現代にまで残してきた人々は【実在した日本人たち】です。(平安時代以降の多数の人々)
つまり、安倍晴明の逸話は平安時代以降の実在の日本人たちがどういうフィクションを信じていたのか、あるいはどういうフィクションを楽しんでいたのか、ということを知るのに役立ちます。
陰陽師というのは現代で言うフィクション世界の魔法使いのような存在であったといえるかもしれません。
そして、その陰陽師として最も高名で代表的な人物が安倍晴明なのです。
参考文献。日本大百科全書。世界大百科事典。日本国語大辞典。国史大辞典。日本人名大辞典。日本大百科全書。他、図書館の多数の書籍。
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